• 水. 2月 21st, 2024

【シュプリーム】ドリス ヴァン ノッテン 2015年春夏メンズコレクション – 重なるストリートとバレエ、2つのR

シュプリーム

舞台芸術としてのバレエと、日常の生活に根ざしたストリートウェアこの大きくかけ離れたように思える2つの要素は、ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)の2015年春夏メンズコレクションで、見事につなぎ合わされたコレクションのキーワードとなったのは、「ルドルフ、ローザスの“R”」

 

ルドルフシュプリーム ヴィトン コピーこれは、伝説とも言われるバレエダンサー、ルドルフヌレエフ(Rudolf Nureyev)を指しているそしてローザス(Rosas)というのが、世界的振付師の一人、アンヌテレサドゥケースマイケル(Anne Teresa de Keersmaeker)が芸術監督をつとめるバレエ団のことこの2つのインスピレーション源を、今季ドリスは「R」というアルファベットに込めたイラストレーターのリチャードヘインズによって描かれ、カットソーの胸や肩、ショートパンツなどに落とし込まれた、ゴシック体の「R」がそれを象徴している

ドリスの得意とする、ニュアンスのある上品なカラーやオリジナルのテキスタイルを用いたアイテムを軸にショーは進んでいくセットアップやシャツ、ロングのスプリングコートなどのクラシックなアイテムには、オーバーサイズとスリムシルエットを組み合わせてメリハリのついたサイズ感にすることで、ストリート感をプラスその中には、タンクトップやナンバリングTシャツ、マウンテンパーカーなど、スポーティーな切り口も垣間見える

 

そこへ新鮮さを吹き込むのが、バレエの持つエッセンスハイウエストのテーパードパンツ、ダンスシューズのようなスポーツシューズ、ヴィヴィッドなユニタード……こうしたバレエの衣装を思わせるアイテムが、一辺倒になりがちなストリートウェアに強い刺激を加え、構築的な要素を省いたテーラードやシルクをはじめとした柔らかな素材が、ダンスの持つしなやかさを強調したsupreme マット 偽物

ドリスは以前、今回のキーワードにもなったアンヌテレサドゥケースマイケルの作品『Rain』に衣装提供をしているコレクションで多く登場したスキンカラーのウェアは、まさにそのときに見られたアイデアもしかすると今回のショーまでの設計図は、その当時すでに描かれていたのかもしれないダンスとファッション身体を通し、その先にある”何か”を追い求めていく二つの表現の形は、パリの地で静かに、そして驚くほど自由に重ね合わさった